
ヘンタイへの道
|Posted:2019/04/15 20:05|Category : 2013年3月23日まで|
ヘンタイへの道
「今日は歩いて学校に行く」
突然三四郎が言い出した。
自転車で20分くらいかかる距離を、剣道の防具と、学校の荷物をしょって、朝7時過ぎに出ていった。
「脳の活性化」
が目的らしい。その他、今脳を最大限に活用する本を読んでいるらしく、急に10分間走り出したり、瞑想に挑戦したり、なにやら忙しそう。
中学卒業間際まで、「期待されている(と自分が妄想している)自分」を演じることに徹してきた次男。
恐らく本人が思っているほど、だれもかれに期待していなかったと思うのだけれど、本人は、自分は何でも頑張って、まじめで、リーダーシップがあって、人望あつくいなくてはいけないと思い込んでいたようなのだ。
卒業間際に、「受験失敗」というできごとがあり、彼はさまよった。
誰も自分のことを知らない高校で、一からやり直したかったらしいが、それはかなわなかった。
今も、さまよっている。
結果、「誰もが三四郎を知っている」地元の公立高校に進学したけれど、
彼は何かを突き破ろうとしている感じがする。
自分が何をやりたいのか、自分は本当は何が好きなのか、一生懸命、探ろうとしている。
そして、手当たり次第に何かをはじめようとしている。
少しどきどきしながら、見守ろう。
そして私も、自分の人生を一生懸命生きよう。
ヘンタイへの道。
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